ド地味生活

滋味ある地の暮らしが精神を耕す

まなざしと声

隠居のバリエーションの一つとして、

カントリージェントルマン、白洲次郎をメインに読んでいたら、

「まなざし」というキーワードが浮かんだ。

 

ドツボにはまっている自分を、

外側から傍観している冷めた目で見ている自分がいる。

解離した自分のまなざし。

加えて声がする(助けとなるヒントが多い。イマジナリーフレンド的)のが平常運転。

声がしないときは没入してハイになってるか激鬱か、制御困難な状態。

 

ふと気配を消してみよう、とか思いついて、

そうしようと声がして、気配を消す。

空気にとけこもう、風にとけこもう、水にとけこもう、

地面になろう、床になろう、空になろう。

ふわーっと粒々になってバラバラに散っていくような感覚。