金木犀の香りでフワフワしていた。
もうすぐ冬が来る。冬ごもりすると、どうしても脚力が落ちる。
梅見のときやクロッカスを見に行くときに、
長靴で雪の中をズボズボ歩くにも、あまりに雪が深いんじゃ解けるのを待つしかない。
短い距離でも疲労が激しい。雪を上から踏むのに足を上げる動作って踏み台昇降運動と似たような動きをしているからなのかも?
やれたらいいな、雪上散歩。
となると、かんじきがあるとよさそうだ。
小学生の頃、新潟の雪山でかんじきで雪上ウォークをした。
まあるい形状なので、普段一直線の上を歩く歩き方をしていたから、
かんじき同士が重なって非常に難儀だった。
(67コマ。長岡のかんじきの図あり)
要は、わっか付けて歩いたらいいんじゃないかと誰かが案づいた、「アンヅキ」(69コマ)という伝承がある。雪上交通の革命的な発明なのかも。
立山の芦峅寺のかんじきは爪がついていて斜面が歩きやすいという評判を聞いた。
卵型のかんじきが意外と各地にあるのを知った。
かんじきウォークの備えにもなるかもと今思ったが、
そういえば今年は下駄で歩いている。
下駄ランニングも。
カランコロンと鳴らせるようになった。