ド地味生活

滋味ある地の暮らしが精神を耕す

今年買ってよかった経験。かんじきウォーク

ふきのとうと縄ないスキル獲得 - ド地味生活

山の仙人みたいなお師匠さんたちから、

山の知恵を教えてもらう、の続き。

 

授業料払って、わかんじきで歩く。

平地やら斜面を猟師さんの後ろをついて話しながら歩くと、

自己流で使ってみての気づきでよかったのかの

答え合わせになった思いがした。

 

モンベルの上着、釣具屋の長靴という装備はバッチリだった。

不足していたのは杖、というか杖サイズの木の棒。

猟師さんの杖の使い方をまじまじと見る。

たぶん、物差しとして長さが分かるように印をつければ便利だ。

 

昨年、この冬の雪が凄そうな風を読んだ。

(観天望気:カメムシが多かったら雪多い、猿が出たら翌日は雨。

カマキリの卵の高さと積雪量、ハチの巣の低さと風の強さなどを採集)

 

それをうけて、立山かんじき(芦峅寺の爪付き)をアマゾンで購入。

前回のかんじき話。

かんじき作れたらかっこいいなと憧れる - ド地味生活

 

読みはあたりで、時折優雅なかんじきライフを楽しんでいる。

壺足よりも体力消耗がゆるやかで、距離を歩けることに気づく。

 

雪の浅いところはつま先歩きで爪部分への負荷を小さくする。

足を高く上げて、雪の面に対し並行になるようわかんじきの足を調整し、

垂直に下ろす動作をキープするメンタルスポーツ。

角度が悪いとごぼる。足腰の筋力が鍛えられる。

 

花魁の歩き方、外八文字。

かんじきについた雪を払う狙いで、

前蹴りするように歩くとコサックダンスっぽい。

舞踊と生活動作の関連になんとなく関心。

 

月下の雪原、足腰の鍛錬場。

 

左足のバランス感覚が悪いことを実感した。