ほどよく田舎に近かった大学時代からハマってしまったマイブーム。
マイブームといいつつ10年以上継続。
自分なりのテーマのある旅行?ってことになるんだろうか。
寺、神社、遺跡を散歩して巡り、近くの温泉や銭湯で汗を流す。板碑もあれば解読。人文系フィールドワーク。
山、森、巨木探訪で散歩(登山)して、近くの温泉で汗を流す。産直所に寄って新鮮野菜を手に入れて、レッツクッキング。自然系フィールドワーク。
お金もあり余暇を持て余す老後の趣味といえば。
70代、庭いじり、ガーデニング。
80代、神社仏閣遺跡巡り。
ってのは、『老いの整理学』あたりで読んだんだっけか。
二十歳頃から80代の趣味…。なんだろう、若くない。
そういや、詩吟とかも少々手習いをしたし、
北山の輪王寺で座禅もした。
学生時代にこんな生活やれたらいいな、と思った妄想は、
出雲大社みたいに大きくて古いモノがあるところの現地に滞在して、
気長に観察と体験を通じて現地で今何が起こっているかを把握して、
地元の図書館で郷土史の本を眺めたり、
地元の郷土史家や古老たちに話をきいて、
天気のいい日にときどき裏山(たいてい信仰の山)とか、
磐座(いわくら)とか登って見に行って、
道端の祠や石碑の解読をして、
言い伝えのルートの伝承と
文献の記述(ネット情報含む)からの伝承と
遺構や木や巨石の位置など現物を相手にして読み取れるものとの
diffをとって、矛盾点や空白部分についての謎解きをしてたら、
絶対退屈しないで楽しく暮らせるってこと。
そして、もうすでに、
それに限りなく近い生活してることに気づいた。
幸福のポートフォリオは、
自分の手持ち時間(可処分時間、健康寿命、時間資産)をどう配分するか?
にかかってるけど、このフィールドワークにはかなりつぎこんだな、と。
ただ町をぶらぶらして、
気が向いたら地名や歴史の辞典や郷土資料を読むとか、
古地図や地形図、ネットでデータベースを眺めるだけなのだが、
1回2回なら誰にでもできそうなことを 非凡な回数 反復すると化ける。
(ブレイクスルー関連の本にだいたい書いてあった気がするが書誌情報忘れた。2005~2009年のどこかで読書のいずみで見かけたような)
あ、読書のいずみってWEBで読めるようになったの~。(遅
大学の空きコマになんとなく生協に寄ってパワーリーディング(生理後~排卵期頃が言語の処理能力上がるらしいので、インプット期かな、と)の傍ら確保して、
大学卒業後も、わざわざ現地の近隣の大学生協に行って読んでたんだけど。
読書のいずみWEB版とは?—コミック版— |全国大学生活協同組合連合会(全国大学生協連)
コミュニティのゆるさを象徴するものの脳内イメージ。
現地の神社や寺の入り口の囲いがガッチリしていて、
神木も容易に触れられないよう囲いがされていると、
うわー、ガードかったいなあ。警戒されてんなあ。と思う。
天津神を祭ってるとことか大きいとこはだいたいガードかたくて、
地域コミュニティもゆるくなさそうなんじゃないか、と。
中に迎え入れてもらえたら居心地いいのかもしれないけど、縛りきついの苦手だし。
まあ、害意のある人も含めて色んな人が来て、
様々なトラブルがあったのを踏まえているんだろう。
国津神を祭ってるとこは、ゆるい感じがする。
木にもアプローチしやすい。
地域コミュニティもゆるいんじゃないかと。
ゆるいけど、まなざしはある。手入れもされている。
広島の三原だったか日曜あたりの早朝に
地元民がわらわらと集まって箒で掃除しているのを見かけたことがある。
ああ、ここのコミュニティは機能しているんだな、と
朝日に包まれながら、ほっこり思ったのである。
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