ド地味生活

滋味ある地の暮らしが精神を耕す

ふきのとうと縄ないスキル獲得

雪深い山へ。

事前に図書館で郷土史資料(禁帯出シール付き)をかいつまんで読んでおいた。

ふきのとうを天ぷらにすると苦みがカバーされて食べやすいらしいことが本にあった。

 

雪の中を掘ればふきのとうの浅葱色が目についた。

とれたてのふきのとうを洗って、片栗粉をまぶして、オリーブオイルで炒めた。

梅昆布茶の粉つけて食べてみた。

食べよい。

 

縄のない方を練習してきた。

一応、動画で、作っているときの動作を見たことがある。

 

藁を柔らかくするために石臼の上に置いて木槌で叩く。

藁束を持ってみたときに、ほどよいアーチを描けばいい感じみたいだ。

宇奈月湖に架かる赤い湖面橋のゆるやかなアーチを想起した。

 

やわこくなった藁で縄をなう。

儂は左手のひらに縄を乗せて右手を前にスライドさせて右手を戻すときに片方の束を持って繰る。

このやり方をすると、S字のヨリヨリができる。S撚りというのかな。

逆のやりかたをすればZ撚りになるんだろう、たぶん。

他の人がなった縄は逆向きだったから。

通常使うのと逆向きのものは、しめ縄用らしい。

 

草履もこさえた。

布草履を作るときにも参考になるかも。

作ってみたことで、博物館などの展示品をよく見ようとするだろう。

 

手のひらが筋肉痛だ。