ド地味生活

滋味ある地の暮らしが精神を耕す

ふきのとうと縄ないスキル獲得

雪深い山へ。

事前に図書館で郷土史資料(禁帯出シール付き)をかいつまんで読んでおいた。

ふきのとうを天ぷらにすると苦みがカバーされて食べやすいらしいことが本にあった。

 

雪の中を掘ればふきのとうの浅葱色が目についた。

とれたてのふきのとうを洗って、片栗粉をまぶして、オリーブオイルで炒めた。

梅昆布茶の粉つけて食べてみた。

食べよい。

 

縄のない方を練習してきた。

一応、動画で、作っているときの動作を見たことがある。

 

藁を柔らかくするために石臼の上に置いて木槌で叩く。

藁束を持ってみたときに、ほどよいアーチを描けばいい感じみたいだ。

宇奈月湖に架かる赤い湖面橋のゆるやかなアーチを想起した。

 

やわこくなった藁で縄をなう。

儂は左手のひらに縄を乗せて右手を前にスライドさせて右手を戻すときに片方の束を持って繰る。

このやり方をすると、S字のヨリヨリができる。S撚りというのかな。

逆のやりかたをすればZ撚りになるんだろう、たぶん。

他の人がなった縄は逆向きだったから。

通常使うのと逆向きのものは、しめ縄用らしい。

 

草履もこさえた。

布草履を作るときにも参考になるかも。

作ってみたことで、博物館などの展示品をよく見ようとするだろう。

 

手のひらが筋肉痛だ。

充電付き棺桶があったらいいかも妄想

宮崎市エンディングノートを参考にしつつ、終末期を考える日々。

20代なら、まだ早いだろうとツッコミが入るが、
本人としてはそろそろ考えておこうと思うわけだ。

延命治療、葬儀、マイナスの遺産、諸手続き。と書いてきて、
デジタル資産やSNSのアカウントはどうしようか、うーむ。

ギラギラしたハングリー精神でバリバリ生きていくぞー!

という意欲に乏しく、

そうまでして生きていたいとは思えないのう、のほほん。

というか、

もうあんまり思い残すこともないかな。いつお迎えが来てもいい。

みたいな心境になってきている。

死を受け入れるようになったきっかけは大学の卒論だが。

ネットをしているうちに、ある日そっと息を引き取ったとして、
孤独死だと死体と遺品整理の片付けの問題が出てくる。

死体については普段から棺桶に入って生活していれば、片付けも直葬もやりやすいだろう。

旅行のときも、寝床を兼ねつつ、いつ死んでもいいように、スーツケースでガラガラ引っ張って歩くように、棺桶に車輪をつけてガラガラできるといいかも。コンパクトにできるとなおよい。
旅先では電源の確保も難しいと思うから、棺桶に充電機能が付いていると便利だ。発電なり蓄電なりの設備が必要そうだが。

29歳女性「ついに座禅用座布団を買った」

仏具屋さんを通りがかり、ふと思い出して「坐蒲(ざふ)ありませんか~?」と聞く。店の隅っこから、うっすらほこりをかぶった黒くて丸い座布団が出てくる。

「そうそう、それそれ~。それ、買います!」

 

今週のお題「今年買って良かったモノ」

 

大学時代、仙台北山の禅寺でときどき座禅をしていた。

線香の香りが充満したお堂での座禅会。

多くの人に使い込まれてぺたんこになりかけの坐蒲の形を整えてから坐ると、

やや硬めのしっかりした感触がお尻に伝わる。

脚を組んでバランスをとると、背筋がすっと伸びる心地がした。

「いつかはマイ坐蒲!」と思った。

仏具屋さんで買えると聞いたが、

クッションとしては値段が高い部類だと思った。

 

座布団を解体して坐蒲の自作をしたこともある。

綿の詰めこみ方がゆるくて、

バランスボールを一回り小さくしたようなサイズの丸いクッションができた。

自作坐蒲はそれなりに使えた。数年で壊れたけど。

 

座禅アイテムとしては、線香や塗香の用意がある。

(線香は墓参りや親戚の家の仏壇のときも使う。)

そこにマイ坐蒲が加わったことで、

瞑想ライフのQOLが上がった。

骨盤周りも安定するし、背筋も伸びるから、

たぶん身体も整えられるだろう。

 

関連記事。

akisibu.hatenablog.com

4年経ったらご隠居度が上がった

「4年間で変わったこと、変わらないこと」はてなブログは4周年!

相変わらず朝が弱い。

変化としては、退職した。

体力ないし、ひきこもり。

ほっとくと筋力低下するのは課題。

 

・散歩。野鳥や野草や木の実のポケット図鑑も参照する。

クロスバイクYoutubeの動画見て、自力でタイヤ交換やチューブ交換やチューブにパッチを貼るのができるようになった。冬季は乗らない。

・ケータイ。スマホガラケー。通信費が1000円切ったのを見たとき、手ごたえを感じた。

・園芸。シソ、バジル、スイートバジルミョウガ、ジャガイモなど。

・農業。おいしいブルーベリー。草むしり。マルチング。

・雪かき。人力でスコップ持って。キャンドルに火をつけてとかすというのもやる。

・薪・焚き木。木材を入手して手頃な大きさに切る。

・燃焼実験。燃えやすい木の組み方がわかってきた。

・お香。高野霊香と塗香はリピートした。あとヒバ木材もヒノキチオールで安らぐ。

オープンキャンパス。何箇所か学校を見に行って、体験も少しあって。

・e-learning。ネットで学べるってすごい。

・プログラミング。ネットで無料で独習。

・読書。ノートにメモしながら読むから遅い。ブクログで管理するようになった。

・図書館。カーリルで検索とILLでだいぶ使いこなせるようになった。

図書館情報学。検索技術と整理法を探していたらここに行き着いてはまる。調べ方に詳しくなる。

・将棋。たまに、盤に駒を並べる。大学時代、将棋ソフトは金沢将棋でやっていた。

郷土史。昔の暮らしの様子や神社や寺を中心としたコミュニティがわかる。

・温泉・サウナ・スーパー銭湯。あったまるし、半日以上充実したオフラインの時間を過ごせる。

・神社・寺めぐり。だいたいがその土地の歴史と関わっているので、その場所を見ればどういう土地柄なのかなんとなく想像できる。

・巨木めぐり。歴史ある神社や寺だと大きな木がいたり、変わった地形があったりする。

・石拾い。行った記念に。いろんなタイプの鉱物が集まった。

・古典語。(ラテン語ギリシャ語・サンスクリット語)興味は続いている。

・料理。パイ生地を作ったり、煮物を作ったり。クックパッドを見ながら。

・洗濯。手際よく干して、しまえるようになった。

・片付け。これは相変わらず苦手だ。捨てるのが困難。

・掃除。掃除機がけや水回りをピカピカにするなどやり始めたら徹底的だ。たまにしかやらないが。

・家計簿。アプリで簡単。かんたん家計簿→マネーフォワード。

・落語。桂米朝を見るようになった。『始末の極意』はミニマリストの極端なやつ。

・マッサージ。骨盤回り、仙骨に凝っている。

・登山。2000m級にも挑んだ。長靴でも行ける。

・新聞の訃報欄。図書館などで新聞を眺めるとき一番よく見る。老齢年金受給年齢前でも、ぼろぼろお亡くなりだ。

近代デジタルライブラリー。近デジリーダー利用。大学時代に旧字体を勉強しておいてよかったと思う。

特許電子図書館→特許情報プラットホーム。まだそんなに使いこなせていない。

・美術館・博物館などミュージアム。選り好みしてよっぽど興味ある展示じゃないと行かなくなってきたように思う。

電子書籍。物理的に場所をとらないのがいいのと、タブレットでの閲覧は楽。

・小規模SNS。複数のSNSを行き来してその場所でないと会えなかったであろう人達とゆるく絡みつつ、それぞれの場の雰囲気やコンセプトがあるので、それに沿った日記も書き込む。小さなコミュニティなので、そこでベータ版の記事を書いて、好評ならブログに載せる。といった二段階工程も組めそうである。

・コミュニティマネジメント。居場所づくりと居場所ナビ。ナビは合いそうな人をスカウトする方式。

・ブログ。前のブログはサービス終了で消滅した。

関連記事。1年やりこむと捉え方が変わる。

akisibu.hatenablog.com

重宝がられるには潜伏期間が必要

「お前の代わりなんていくらでもいる。」

と扱われて消耗していた世界から、

「ここいらでは一番できるのはあんたくらいだよ。あんたがいてよかったよ」

と扱われるような世界にいつのまにか移住したようだ。

 

地方移住でも転職でもネットコミュニティでも、人間が絡むコミュニティでニューカマーが適応するには、自分がそんなに負担に思わないことに対して「あんたがいてよかったよ」的な経験に出くわしてそれが癖になってハマることがカギなのかも。(家庭で「よかったよ」みたいなことはあんまなかったように思うがな。当たり前要員で、いなくなってから惜しまれるとか。そりゃ消耗するわな。当たり前要員になりそうだったら関係を薄くして不在がちになるとかしてる。)

「よかったよ」経験にぶちあたるのに、何年もかかることもあるけど。(レジデント期間4、5年とか)

今回の儂のそれは、英語だったのかな。

まあ、ちょっと英語を口にするのにためらいがない、程度のものだが。

 

朝から晩まで片言英語文法めちゃくちゃ状態に、

身振り手振りと日本語交えてしゃべりながら、

周りにもざっくり「テンションを通訳する」。

文法とか辞書的に正しいとかバッサリやってるから不正確。

 

事前の打合せもなく突然の事だった。

ニーズはだいたい突然やってくる。

またぼちぼち備えるかという気にもなる。

ブロフェス2015!ただし、Youtube越し。

2015ブロガーズフェスティバル。今回で3回目だという。

金曜日の夜中にそういうのがあるってことを初めて知った。

行ってみたい!と思ったが、

早起きすると具合悪くなるのと遠方からの移動がつらいんで諦めた。

当日はYoutube配信で。8人ぐらいいたかな。

過集中したので終わったら反動で、だるだるーんになってた。

 

バングラデシュの学校の話で思ったこと。

家に電気ないから外灯の下で教科書読んでる学生のスライド見て、

日本で言う蛍雪の功みたいな雰囲気かなとか。

(「外灯の功」から「DVDの功」になるわけか)

 

・ライターとブロガーとモビルスーツの話で思ったこと。

「これはどういうタイプの仕事なんですか?」

予め要件を確認するシーンでの使用例で出て来たが、

もっと幅広く、このフレーズは使える。ような気がする。

 

・ブログデザインの話で思ったこと。

オリジナルヘッダー作ろうって気持ちになった。

あと、白背景に黒文字が可読性(よみやすさ)が高いという話があったが、

自閉症スペクトラムで感覚過敏が強く出る日にゃ、

「チカチカしてっから、気が散って読めねえべす」という状態にもなるので、

フォントの配色は考えておこう。

 

・写真の話で思ったこと。

スマホ写真なので始めの方はポカーン。

観覧車と青空と薄紅の雲の写真で、

「朝焼けの観覧車」と認識した自分は何か感覚がずれているんだろう。

夕焼けという話だったし。

3層構図はアニメや映画にも使われているらしいので、

一枚ずつでもレイヤーが成り立つかという視点を意識してみてみよう。あと、

あと、感情にタグ付けしよう。

 

物語性やヴィジュアル重視という点では、

写真・画像とキャプションをメインに展開していく

LLbookみたいなブログ、LLblogという方向性はありだと思う。

集める→捨てる→集める→捨てる→集める…

最初は何が好きか嫌いかなんてよくわからないから色々味見する。

とにかく経験を集めるフェーズ。

だんだん、その時期に好きな味の傾向が見えてくる。

好きな味だけ選択するようになる。

選択するってことは選ばなかったものは捨てるってことだから、

捨てるフェーズに入ったともいえる。

捨てまくって厳選しまくったら、お気に入りの味だけに囲まれてハッピーだ。

・・・。

しばらくして、お気に入りの味はいつもの味になる。

いつもの味じゃちょっと物足りなくなって、

今までとちょっと違う味にも目を向け手を広げたくなる。

集めるフェーズに入る。

今度もまた色々味見するんだけど、2周目だから。

これまでの経験に加えて、

前回より好きな味の軸が見えていて、

今後の方向性もある程度決めていたりするかも。

また集めまくって、その時期により好きな味の傾向が見えてくる。

より好きな味だけ選択する。捨てるフェーズになる。

こういうのを3周、4周、あるいはもっと…繰り返すうちに、

どんどん吟味されるんじゃないかと思っている。