予告してたものの続き。
基本的なメンテはコロコロで埃を取るが、
そもそも部屋の雑菌が多いと匂いが染み着くだろうから、
こまめに掃除をするようにした。
まあニオイが気になるようになったら、
布製品なので布にかけれる除菌消臭剤を使おうかなと思うが、
基本は家の空間を清浄にして菌のマネジメントができていればいいのだろう。
といったことをつらつら思って、
古い本を「坐禅」あたりの検索ワードで
国会図書館デジタルコレクションをぱらぱら見てたら、
「(超訳)お掃除しようね」って書いてあるのを見つけた。
”坐褥、須らく厚く敷くべし、打坐は安楽なり。道場、須らく浄潔なるべし、”(211コマ)
”打坐の処を清潔にせよ。”(213コマ)
『座禅用心記』
国立国会図書館デジタルコレクション - 国訳禅学大成. 第八卷
ぱっと見きれいでもこまめに掃除を怠らないのは、菌のマネジメントを意識しているのだろう。乳製品で腸内フローラを整える、みたいなのの部屋とか道場版として。
なーんて妄想。
あと、座禅の服装についても、
儂はインドのヨガ行者がほぼ全裸に近い格好で瞑想しているのを
お手本としてイメージしていたけど、
「(超訳)服は着ようね」って書いてあるのを見つけた。
”寛く衣物を繋けて〈内衣は紐を帯ぶ〉、整斉ならしめよ。”
『座禅用心記』(44コマ左側のページ~)
国立国会図書館デジタルコレクション - 坐禅用心記・普勧坐禅儀講義
”寛(ゆる)く衣帯(えたい)を繋(か)けて、斉整(せいせい)ならしむ可(べ)し。”
『普勧坐禅儀』(ふかんざぜんぎ)(57コマ右側のページ)
国立国会図書館デジタルコレクション - 座禅の仕方と心得 : 附・行鉢の仕方
「ねむいときにどうするか」(42コマ)というページがあるのをゆるく流しつつ、
身体の整え方(31コマ)では、ギッチリ締め付けない格好で、さりとてダルダルすぎない格好。あんまり美しくて豪勢な格好もよくないし、汚い格好もよくない的なことが書いてあるのも眺めた。
要は、服が感覚を刺激して、服に気を取られてたら座禅にならんでしょ、と解釈した。
とりあえず今は、感覚過敏の発達障害でも快適に着られる服装が最強。という結論にしておこうと思う。
本日は以上。